経済産業省原子力安全・保安院は、福島第一原子力発電所の事故を「国際原子力
事象評価尺度」(INES)で最も深刻な事故に当たるレベル7に引き上げました。
(資料:日本原子力文化振興財団科学文化部教育支援センター)
国際原子力事象評価尺度
日本は1989年、原子力発電所などで発生した事故や故障などの程度が簡明に
客観的に判断できるよう「原子力発電所事故・故障評価尺度」を制定しています。
国際評価尺度では0~7の8段階ですが、日本の評価尺度ではレベル0を、さらに
レベル0-とレベル0+とに分けて、9段階で評価しています。
国際原子力機関(IAEA)と経済協力開発機構/原子力機関(OECD/NEA)が同じような
趣旨で世界共通の「国際原子力事象評価尺度」(INES)を策定、試験的な運用の後、
各国に導入を提言、これに準拠し日本でも国際評価尺度に切り替えています。
「国際原子力事象評価尺度」(INES)で、チェルノブイリ発電所事故は最大のレベル7、
スリーマイル島発電所事はレベル5、JCO臨界事故はレベル4と評価しています。
政府の最新の対応状況については
「東日本大震災への対応」(首相官邸ホームページ)をご覧ください。
官邸において発表された情報が、順次掲載されています。
内閣官房内閣広報室
東京都千代田区永田町1-6-1
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